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良かった曲大賞2017年 10選

えふとんです。どうも。
 
 
2018年もあっという間に過ぎ去りはじめてますね。
ももクロから有安杏果が引退したり、アイドルネッサンスやGEMが解散したりでアイドル業界は大激震。
さらには小室哲哉の引退で『いよいよ平成が終わるな…』という雰囲気が充満し始めてる気がします。
 
そんな中で、2017年にリリースされた曲を振り返る内容です。
 
特にこれといったルールは設けず、完全に個人的な趣味と目線で、ジャンルも様々な中から、振り絞って振り絞って10曲選びました。
タイトルに"大賞"ってつけてるけど、順位とかは特につけてません。
2017年もいい曲たくさんあったなー。とか、この曲知らんかったけどめっちゃ良いなー。とか、そういう事思いながら見てもらえたらなーって感じです。
それではどうぞ。
 

 

 

PINK / 土岐麻子

2017年1月25日にリリースされたアルバム『PINK』の中から表題曲であるこの一曲。
カチッとした打ち込み!そこに乗っかる柔らかくて存在感のある土岐麻子の声!生まれるグルーヴ!王道シティポップ!良くないはずがない!!!最高!!!!!
普段とは違う土岐麻子がこの曲には確実に存在してます。
曲単体としてもさることながら、アルバムとしての完成度も非常に高く、近年のシティポップブームの中でも無視することの出来ない一枚。とにかくおすすめです。
 
 
 

ライトブルー / 江本祐介

HIP HOPユニット「ENJOY MUSIC CLUB」の一員としても知られる江本祐介によるシングル。
突き抜けたポップさと青春臭さが癖になって何度も聞き返したくなる一曲。
曲はもちろんの事、特筆すべきはMV。長回しの一本撮りの映像の中で、時間の経過を表現するための色々なアイデアが詰め込まれてたり、次の場面に間に合わせるためにダッシュする努力が垣間見えたりで心動かされます。これぞ青春!って感じ。
メイキングも是非見てほしいです。
 
前述のHIP HOPユニット「EMC」として2017年にリリースした「そんな夜」もラフなゆるさが癖になる曲なのでそっちも是非。
 
 
 

キルミー / SUNNY CAR WASH

この曲に出会ってandymoriロスが3年越しにようやく解消されました…
あーだこーだ説明するのは野暮だし、聴いてもらうのが一番手っ取り早い。
とにかく最高。今後に期待大。
 
 
 

ニュータイプトーキョー / REOL

ニュータイプトーキョー

ニュータイプトーキョー

  • REOL
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ニコニコ発、歌唱担当フロントマンの"れをる"、作曲担当の"ギガ"、動画担当の"お菊"の3人組ユニット"REOL"の配信限定EPからの一曲。
どこかNJSなんかを彷彿とさせる"90年代”って感じのノリに、電子音やエフェクトなんかを混ぜこぜした、文字通り『ニュータイプ』って感じの曲。聴いてたらすげぇ跳ねたくなる。
3人が3人それぞれを高い水準で高め合ってたユニットだったので、昨年解散してしまったのが本当に悔やまれる…ラストライブ本当に最高だったよ…
 
今年からは”Reol"としてソロで活動再開、早速新しいミニアルバム「虚構集」の発売情報も出たので、今後の活躍も期待。
 
 
 

made my day / 唾奇 × Sweet William

目覚ましい活躍で飛ぶ鳥を落とす勢いの"唾奇"と"Sweet William"
何作っても外さない2人の曲が良くないはずがなかった。最高。
身体が自然と揺れだすビート。緩やかで心地いいフロー。バチッとハマって耳に残るリリック。何度でも聴きたくなる一曲。
アルバム「Jasmine」に収録。
 
余談だけど、つい先日、現在ではプレミアがついて入手困難になっていたSweet Williamの過去のアルバムがストリーミング等で公式に配信されたのめちゃめちゃ嬉しかった。

 

 
 
 

流星ダンスフロア / ORESAMA

ボーカルの”ぽん”、トラックメイカーの”小島英也"からなる二人組。
2017年には流星ダンスフロア以前に「ワンダードライブ」「Trip Trip Trip」のふたつのシングルが発売してたんだけど、良い曲ではあるんだけどどうにも僕の思い描いてるORESAMAの曲ではなく、なんだかモヤモヤとしてたんですけど、そんなところにこの曲ですよ。ドンピシャ。これぞ!!!待ってました!!!って感じ。
ORESAMAお得意の、ディスコやファンクを連想させる文脈をアップデートした、ごりごりのハッピーなダンスチューン。星屑のダンス踊りたくなるでしょそりゃ。
今年は待望のアルバムの発売も決まったのでほんと待ち遠しいです。
 
 
 

DANCE DANCE DANCE / 女王蜂

4人組ロックバンド”女王蜂”のアルバム「Q」からの一曲。
女王蜂ってものすごいイロモノ、キワモノのイメージが強くて食わず嫌いしてたんですけど、ほんと良くなかったなって思いました。
クセは強いけど、その分美味くて、ハマったら抜け出せなくなる。納豆とか白カビソーセージみたいな、そんな感じ。言葉足らずだけどわかってほしい。
出音のドラムで頭の中の色々が吹き飛んで、ボーカルとギターで何も考えられなくなって、うねったベースラインとパワフルなドラムで無理やり踊らされるような。まさにタイトルの通りの曲。
 
 
 

ファイナルスコール / ℃-ute

2016年頃から嫁の影響でハロプロにずぶずぶとハマりつつある中でリリースされた、℃-uteのラストシングルであるこの曲。
過去の振り付けをサンプリングしたり、これまでの事やハロプロの今後を示唆するような歌詞など、まさに12年の活動の集大成って感じの曲で、曲全体から伝わってくる熱量が凄まじく圧倒される。MVも圧巻。とにかく様々な思いが詰まっている、ラストにふさわしい曲。アイドルが好きな人も、そうでない人も、必聴です。
この曲と、モーニング娘。'17の「若いんだし!」のせいで、僕はハロプロから目が離せなくなりました。
 
 
 

EXCITE / 三浦大知

仮面ライダーエグゼイドの主題歌で、日本レコード大賞で優秀賞を獲得したこの曲。
三浦大知自身も、この曲も、かっこいいの一言に尽きるんですよ。歌もダンスもPVもライブも。才能の塊。努力の天才。
作曲はネットレーベル「Trekkie Trax」主宰の”Carpainter”。ネットレーベル出身の、世界的にも注目されているけど日本ではまだあまり日の目を浴びていない、いわばアングラなトラックメイカーをフックアップして最新の音楽を発信してるのも最高ですね。
高い歌唱力とプロ同等のダンス、ライブではそれらを両立させる圧倒的なパフォーマンス力を持っていながら世間での認知度は低く、何年にも渡って「もっと評価されるべき」と言われ続け、くすぶり続けていた三浦大知。2017年は彼の飛躍の一年だったんじゃないでしょうか。ほんと喜ばしい。もっともっともっと、知られるべき才能。
 
 
 

Lonely Nights / tofubeats

兵庫出身のトラックメイカー”tofubeats”による、客演にはKANDYTOWNから”YOUNG JUJU”を迎えた、久々のHip Hop。
ハマるとこに全てがハマってるというか。YOUNG JUJUのフローが心地いいというか。客演に任せきりになるんじゃなく、tofubeatsがhookを担当してるのがいいというか。ビートとか音作りがとにかくいいというか。細かい事は置いておいて、聴いていて、ただただ気持ちがいいというか。そういった曲です。全てが気持ちいい。
アルバム「FANTASY CLUB」に収録されている曲なんですが、この曲はもちろん他の収録曲もどれも粒揃いで、曲単体でももちろんいいんだけど、アルバムを通して聴いた時にまた捉え方が少し変わるというか聴こえ方が少し違って聴こえるので、アルバムでの視聴がおすすめです。アルバムとして聴かれるべき “作品“。
 
 
 
 
以上、個人的10選でした。
紹介順に羅列するとこんな感じ。
10曲の中には惜しくも入らなかった曲は文末にまとめてありますんで、気になる人はチェックしてみてください。
 
2017年は、2016年に比べると「恋 / 星野源」のようなスマッシュヒットみたいなのは無かった印象なんですが、いいなーと思える曲はかなり多かったような気がします。あとアルバム単位でいい作品が多かった印象。
来年もいい曲たくさん聴けるといいなー。
 
 
それと、先日2017年リリース楽曲のみでmixを録りました。
30分くらいのゆらゆら出来る雰囲気のmixになってますので、興味がある方は是非聴いてみてください。
個人的には作業用とかリラックスしたい時なんかに適してると思います。
 
 
 
 
以下、他ノミネート作品です。